横刃物棒【立て旋盤】
横刃物棒とは、工作機械部品(立て旋盤)の一種で、複数の工具を放射状に取り付けることができる刃物台(タレットという)を支持するラムの一種です。横刃物棒は、その先端に刃物受けを取り付けて水平に運動します。横刃物棒は、”よこはものぼう”と読みます。なお、上下に移動するラムは、正面刃物台ラムといいます。
ここで言う横刃物棒は、旋盤の一種である立て旋盤(工作物を水平面内で回転するテーブル上に取り付け、刃物台をコラム又はクロスレールに沿って送って切削する旋盤)における横刃物棒のことで、JIS規格で立て旋盤に定義される横刃物棒を意味します。
JIS規格 工作機械-部品及び工作方法-用語(JIS B 0106)における、横刃物棒【立て旋盤】の定義は以下です。
分類(対象工作機械):立て旋盤番号:108.2918
用語:横刃物棒(よこはものぼう)
定義:
先端に刃物受けを取り付けて水平運動するラム。対応英語(参考):
side head ram